ボリショイ・バレエ＆マリインスキー・バレエ合同ガラ公演
いや～本当に素晴らしかったです。
今日はＡプロ。３幕もあって、盛りだくさんな内容でした。
世界最高水準のバレエダンサー達の競演。
贅沢の極みというか、まるで高級な懐石料理みたいに、次々と素晴らしく美味しいものをちょこっとずつ出されて・・・。って感じでしたねー。
それに、超絶技巧っていうのか、もうほとんどウルトラ級競技を観ているような気になってました。
彼らは、躍動し生きている芸術。存在というか人体そのものが芸術なんだなあと思いました。
初めて観る演目もいくつもあって、全幕観たいなあと気になりました。
ガラ公演では人気の｢海賊｣や｢ドン・キホーテ｣などにしたって、ハンパじゃない迫力に圧倒されっぱなしでした。
ダンサーの人達も、凄い人たちばかりの競演ということもあるのでしょうか、気合い入ってる感じでした。
公演前と後に、友人Ｂさんとロビーでお話しができて楽しかった。
また明日も会う予定なので嬉しいな～。
観終わってからすぐの、興奮して熱っぽく語り合うのって、その時にしかない感覚なんですよね。
今日は特に、コルプの｢愛の伝説｣でのお衣装がすごく変！！！って大笑いになってしまいました。だって、まるでスーパーマンみたいな青いタイツ上下に、ドピンクの短いマント・・・。
真面目にデザインしたのか？と疑ってしまったくらい。
Ｂさんは笑いをこらえていた、とか。わかるわ・・・。
それと、今回のコルプは踊りの見せ場がなくてちょっと残念ね、と話してました。
完全にサポート役というか、ナイト役に徹していた感じ。
もっとガンガン、舞台の上を飛び回って欲しかったなあ。
思えば昨年の公演は夢のようだった・・・。
それでも｢ダイヤモンド｣の繊細な動きにはうっとりできたし。
それに、踊りが終わってお辞儀する時に自分は去らずに舞台でパートナーを待っていたり、カーテンコールの時も必ずパートナーに手をそえるのを忘れないし、そうした細やかで紳士的なところが素敵でした。
次はＢプロ。コルプは１回しか出ないけど、楽しみです。