マリインスキー・バレエ オールスター・ガラ2009 2日目

2021年7月10日


ガラ2日目。
マリインスキー日本公演2009は、今日が最終日でした。

このポスター、欲しいなあ~と思ってたら販売されていた!
大喜びで購入しました。額装しよう。
両面印刷になっていて、反対側はロバートキナのオデットですが、私にとってはコルプの王子が「表」なのです。

昨日のブログで、サラファーノフのアリ、と書いたのは、チラシの予定に書かれていたためで、今日行ってみたら、サラファーノフではなくてシクリャローフでした。
とってもハンサムで清々しい奴隷さんでした。


とにかく第1部の「シェエラザード」に大興奮です。
コルプの奴隷が凄いのなんのって、面白すぎる。髭は少し色をつけていたみたい。身体はラメでキラキラ~☆
踊りにも気合いが入りまくっていて、掛け声まで!
ずざざ~~っと床に滑り込むのも、凄い勢いというか迫力満点で、びっくりしました。
まるで野生動物のごとし、な奴隷で、先週見せてくれたノーブルな王子はどこへ?という変貌ぶりはお見事。
昨日の数倍面白いシェエラザードでした。それにヴィシニョーワの妖艶なこと。白鳥よりこっちが似合いますね。
アクの強い2人は息もぴったりで、同じ演目でもこんなに違うものかと思いました。コルプが踊ると彼にしかできない独特の個性と味わいがあって、ほんとうにやみつきになります。
実は今回、オーケストラがちょっと難アリで、音楽のほうは眠いのに、そんなことはすっかり吹き飛ばす勢いのコルプのおかげですごいハイテンションな舞台でした。

第2部ではコルプは「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」を踊ってくれました。今度はロバートキナと。彼女は昨日は大変美しい「瀕死の白鳥」を見せてくれましたが、今日は黒縁の眼鏡をかけてコミカルな踊りで、なんとも可愛かった。
コルプはサッパリと顔を洗って、メイクし直してきた!
しかも髭も剃って、スッキリした素に近いお顔。
やはり奴隷用にはやした髭だったんですね。

マリインスキー・バレエはみなさんすごく個性的で、とても楽しい舞台でした。
最後は全員総出で、拍手は鳴り止まず・・・。本当になごり惜しかった・・・
「2012年にお会いしましょう」なんて垂れ幕が。
それに大量のテープと紙吹雪が降り注いで、華やかなフィナーレでした。
ええ~2012まで会えないのか~~・・・と、さみしく帰宅し、公演パンフレットをしみじみ眺めていたら、来年ボリショイと合同公演の広告を発見、すっかり上機嫌です。楽しみ~!!
ついでにコルプさん、またオーチャードホールでソロ公演やってくださらないかしら。