エトワール・ガラ2010 Aプロ

2021年6月20日


エトワール・ガラのAプロ鑑賞。

素晴らしく素敵なバレエ公演でした。
とてもオシャレでスタイリッシュで、美しくて、しかも技術の高さも凄いしクリエイティブで、沢山の刺激をいただきました。

このエトワール・ガラは、出演ダンサー達がそれぞれアイディアを出し合って作り上げていくというもので、作品への想いがとても強く、深く感じられる公演でした。

Aプロの見どころはなんたって世界初演の「三銃士」です。
当然、男性ダンサーメインなので、本当にうれしいことったらないですね。これはいいわ~。
とても楽しかったです!

三銃士の3人と、マチアス・エイマンのダルタニアンの可愛いこと!
羽のついた帽子に、剣に、レースの襟の衣装。
欲を言うと、長髪だとさらにツボだったのですが(欲張りかなあ・笑)。
マチュー・ガニオがルイ13世だというのでどんなかしら?!と思っていたら、誠に高貴な国王ぶりにうっとりでした!麗しかったです・・・溜息。
あと、謎の女ミルディー役がアニエス・ジロでしたが、ハマりすぎというか、本当に謎!って感じの雰囲気が出ていましたね。面白かった。

「フェリーツエへの手紙」を踊ったイリ・ブベニチェク、とても印象的でした。
(ドレスデン国立歌劇場の人で、「三銃士」ではアトス役でした。)
カフカっぽい感じの演出が興味深いです。
その際にヴァイオリンの独奏をされた寺神戸亮さんの演奏が素晴らしかったです。
曲はビーバーの「パッサカリア」。
楽器は1690年作のジョヴァンニ・グランチーノだそうです。
いやあ・・・いいものが聴けました。