ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2008
今日も、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行きました。
最終日でした。
さて私が時間をやりくりして厳選した今回の3公演は、シューベルトの「ザ・グレイト」と、ロッシーニの小荘厳ミサ曲、そして今日聴いたのは、モーツアルトの「レクイエム」。
ロッシーニとモーツアルトはどちらも、宗教音楽の指揮者の巨匠、ミシェル・コルボ指揮でした。
去年のフォーレを聴けて、もう思い残すことはないくらい感動だったのですが、コルボさん、今年も来てくださってありがとう~~。
ロッシーニのミサ曲は、とても美しい曲でイタリアっぽい魅力に溢れていて、テノールのソロの部分など聴いているとまるでイタリア・オペラのような優雅でロマンチックな雰囲気もあります。
コルボさんの解釈では、果てしないくらいの透明度があって、本当に魂が洗われるようでした。
モーツアルトのレクイエムも、ローザンヌ声楽アンサンブルの美しさ、コルボさんの精神性に心打たれ、泣けました。
ホールが良かったら、もっと感動があったかもしれません。
これはベーム指揮、ウィーン・フィルの演奏で、よく聴いているのです。
何度聴いても、魂に深く響く名曲ですね。
忙しい中、コルボさんの指揮で2曲も聴くことができて、幸せでした。
感謝です。
来年もあるのかな・・・是非また行きたいです。