スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団

2020年9月12日


ウラディーミル・スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました!

いや~~~凄かった~~~~。
大興奮!!!
帰り際にCDもしっかり購入してきました。

こんなに上質なオケと指揮でS席¥1,2000だなんて信じられません。申し訳ないくらいです・・・

バレエとかオペラはそれほど厳格に選んでないというか、まだまだ初心者なこともあって、とりあえず色々観たいというのもあり、結構あれこれと通っています。
・・・が、オーケストラとか、合奏とか、コンサートとなると、かなり選んでしまいます。
一度、人に勧められて行ったコンサートが思いっきりハズシてくれちゃって、もうじっと座って聴いているのも苦痛になり帰りたくてどうしょうもなくなってしまった、なんてこともありました。
あれがトラウマになってしまったのかどうかわかりませんが。

そんなことはさておき、今夜のコンサートは最高っっでした!!!

実はチャイコフスキーだけだったら行かなかったと思うのですが、スピヴァコフのショスタコーヴィチNO.5が聴ける!というので迷いなくチケット購入しました。
前から6番目という良席だったこともあり、それはそれはもう、オーケストラの醍醐味をたっぷりと味わいつくした!という感じで、大大大満足。
でもこれだったらプラチナチケットでも良かったな。

曲は・・・

まず、始めに何と、「君が代」がいきなり始まって面喰った。
ここで私は打楽器のトリオに大注目してしまいました。
大太鼓とティンパニとシンバルが素晴らしい!頭頂部にズーンと響くんですよね~。
次にロシア国歌演奏。
なんか、すごく感動しました。

そしてプログラムの曲は次のとおり。

*チャイコフスキーの
:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
:ロココ風の主題による変奏曲 op.33
:アンダンテ・カンタービレ
:弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 op.11から第2楽章/ガブリエル・リプキン(Vc)

そしてメインはこれ!
*ショスタコーヴィチ :交響曲第5番 ニ短調 op.47 「革命」

やはりショスタコーヴィチ、凄すぎです。噂以上に興奮しました!
ショスタコーヴィチが、この作品にこめたものを思うと、泣けてきました。
それに、オケの素晴らしい音には参った。見事としか言いようがないです。
オーケストラがこんなにも生き生きと、鳴リ響いているのって、本当に感激でした!!
特に首席ヴァイオリンと副首席のふたりの老紳士コンビが素敵だった。
かなりの高齢に見えたけど、いったい何歳なのだろう。凄いなあ。
それと、ティンパニ奏者のヒゲのおじ様がめちゃくちゃカッコ良くって、惚れた。
すっかりファンになってしまいました。

そしてなんと、アンコールを3曲もやってくれて、びっくり。

*シュニトケ:アダージョ
*チャイコフスキー:ハンガリー舞曲
*チャイコフスキー:「くるみ割り人形」より「トレパーク(ロシアの踊り)」

特に大好きな「ロシアの踊り」は嬉しかった~!