映画『プラネット・テラー・イン・グラインドハウス』の感想
作品情報
時間:105分
原題:Planet Terror
製作:2007年アメリカ
監督:ロバート・ロドリゲス
脚本:ロバート・ロドリゲス
撮影:ロバート・ロドリゲス
音楽:グレーム・レヴェル、カール・ティール
キャスト:
ローズ・マッゴーワン
ブルース・ウィリス
ジョシュ・ブローリン
フレディ・ロドリゲス
マーリー・シェルトン
ジェフ・フェイヒー
トム・サヴィーニ
予告編
ロドリゲス監督も、好きな監督のひとりです。
映画の楽しみをとことんわかっていて、そして研究していて、その楽しさをとっても親切に(笑)教えてくれる人です。
映画のジャンルはいろいろだけど、映画館で映画を観る、という行為が好きなんだよね~っていう、その嬉しさ楽しさをロドリゲス作品を観ながらかみしめることができます。
いろいろな映画を幅広く観ていると、彼のような作品をよりいっそう楽しむことができるでしょう。
やっぱり「デス・プルーフ~」とセットで観なくっちゃね~っと、またもや娘と行ってきましたが、ゾンビが気持ちワル~~~い(笑)ので、娘はそれでかなり引いていた様子(^^;)
私も「うっわ~~~気持ちワル~~~い」
って心の中で思いながらも、なんか怖いもの見たさ的な感覚をくすぐられている自分になにやら奇妙な快感を感じたりしていました。
監督の狙いどおりにハマッて、素直に楽しんでいましたね~
まずは「デス・プルーフ~」のときのように、フェイクの予告編から始まるのですが、これが最高に面白そう(笑)な予告編で、大爆笑。メキシコ舞台の復讐モノって!!
娘と「あれ観たいよね~(笑)」とあとから何度も繰り返すくらい面白かった。
監督が予告編を作ると、こーんなにイカしてるやつが作れるのね~っと、ものすごく感心してしまいました。さすがです!
さて・・・危険な香りのお色気満載。
赤い照明に妖しげな踊りのダンサー。
いやらしすぎず、適度に(笑)。いいですね、このバランスも。
マシンガンで撃ちまくるところもチェリーさん、カッコイイです!
そうそう、こういうキャラって必ず登場するよね!
とか、
こういうキャラはこういう壮絶な死に方でさ~
とか、
ありえないけど異常にテンションが上がりまくって盛り上がるアクションシーンとかも、
ほんとーにお上手!お見事!
無駄に豪華な車にも「おおっ♪」とワクワクしたり。
ツボをキッチンとおさえていらっしゃる、もう達人、熟練の領域ですね。
しかも正統派じゃなくって、あえてB級的にハズすわけです。
このハズし加減とか、もう絶妙ですね~~。
思わずうなずきながら観てしまう私。
あとで娘とチラシやパンフを観ながら、「このシーンおかしかったよね~きゃはははは!」と思い出し笑い。
「LOST」でサイード役のナヴィーン・アンドリュースがいい感じにハマッてましたね。表情に変化のない役なのに、カラダ中から嬉しそうな雰囲気が漂っていたのは気のせいでしょうか(笑)。
フレディ・ロドリゲスも最高にぶっ飛んでて、アクションもカッコイイしラブシーンもこなすしで、すごく楽しませてくれました。
あとブルース・ウィルスも、ベレーがお似合いで渋め(でもコワイ)に登場してましたし、ソースのレシピのことしか頭にないバーベキュー屋のJTとかどのキャラもすごくよく考えられてて面白い。
めがねがオシャレな医師ブロック役はジョシュ・ブローリンで、今回かなり印象的でした。次回作はコーエン兄弟やリドリー・スコット作品などが控えており、すごく楽しみです。
あとはタランティーノ!
最高に怖くて笑えましたね^^;面白かったです♪
やはり監督が上手いとこうも違うものなのか!!と感動しましたね。人物の使い方を心得ていらっしゃる。
太ももに注射器っ
ダコタさん面白すぎでした~
スカートの中は、ロマン(?)が隠されているのです。
スリットがオシャレです。
このセクシーさと、白衣の清潔さのコーディネートがいいですね。
フィルムにダメージ加工を加えているところも、楽しかった。大事なシーンでノイズがひどくなってきたりして「おいおい大丈夫か?!」って思わせてくれたりするとこなんかも、ほんとに芸が細かいです。
DVDは2作セット販売なのかな~♪楽しみです!
監督のコダワリとかいろいろ聞きたいですね。