レニングラード国立バレエ:スペシャル・ガラ
今日もオーチャード・ホールでした。
第一部の「騎兵隊の休息」、初めて観ましたが、コミカルで明るい作品でとても楽しかったです。
なんたって、騎兵隊のお衣装がめちゃくちゃツボにきちゃって。
筒型で羽のついた帽子や、金のブレードが沢山縫いつけてある上着。
可愛くてたまりませんでしたね。
プティパ振付の1幕だけの珍しいもので、観れて良かったです。
おなじみの「海賊」のパ・ド・トロワはゴールドの奴隷らしからぬ豪華なお衣装の奴隷役、アイドス・ザカンの力強くて切れ味の良い踊りが印象的でした。
彼は何となくアジアの香りが漂っていて、個性的なスパイス役になっている感じ。
いつもちょっとだけ気になるのは、オーケストラなんですよね・・・。
ヴァイオリンの独奏はとっても素晴らしいし、弦のほうは良いのですが、管楽器の音が乱れるのがどうも・・・ダンサーは踊りにくかったりしないのでしょうか。
プロはそのくらいのことでは踊りを乱さないものなのかも。
しかし時々、音が乱れるとハラハラしてしまいますね。
第2部では「スパルタクス」が良かったな。いつか全幕観てみたいものです。
ルジマトフの踊る「アルビノーニのアダージョ」も観れたし、第3部は「パキータ」。
これもプティパの振付け。音楽はミンクス。華やかで綺麗でロマンチックでした~!
休憩も全体の公演時間も短めで、観やすくて色々楽しめて、大変満足な舞台でした。
次は「眠りの森の美女」に行きます。オーロラ姫はペレンの予定。楽しみです。