Ｋバレエカンパニー
引き籠りをちょっとだけ脱出して、今日は久しぶりにバレエ鑑賞。
娘と一緒に行ってきました。
熊川哲也氏率いるＫバレエカンパニーの公演です。
今日の演目は「放蕩息子」と「ピーターラビットと仲間たち」です。
「放蕩息子」はかのバランシンの振り付け、そして衣装と舞台美術がジョルジオ・ルオー、音楽はプロコフィエフというかなりハイグレード、そしてクラシックバレエにはない現代的な瑞々しさの作品で、私はすごく楽しみにしていました。
この作品は、そうした美術や音楽面にも優れているわけなのですが、内容も、新約聖書のもので、誰でも知っているという有名なお話なのだそうです。
善と悪、そして赦しと癒しがテーマで、短い中にとても深いことが描かれており、私はこのお話をバレエで知ったのですが、凄いなあ・・・と感動しました。
縁があって、バレエにハマるずーっと以前に私はこのバランシンのＤＶＤを入手していて、なんとも不思議なことです。
今回の熊川さんの踊り、そして表現力は大変素晴らしくて、生の舞台を観ることができ、心から嬉しかったです。
ピーターラビットのほうも、実に楽しかったです！
ダンサーたちは愛らしい着ぐるみを着て、高度な踊りで観客は魅了されておりました。拍手喝采！
この作品についても、約１０年ほど前にＴＶで英国ロイヤルバレエのものを観ており、その時の驚きと感動は忘れられません。
絵本のピーターラビットの世界が、そのまま立体化、現実化したようで、さらにまたバレエの美しく優雅な動きにリアルな動物っぽい表現が加えられていて、本当にびっくりでした。
それを生で観れる！と知り、大喜びでチケットを買いに走ったのでした。
特に私のお気に入りは、ジェレミー・フィッシャーどん。カエルっぽい仕草がたまらなく可愛くて、大好きなのです。
嬉しかったなあ～。
というわけで、大満足の舞台でした！
こちらは、英国ロイヤルバレエのＢＤ。私もＤＶＤを最近購入しました。