ABT

2018年3月29日

実はこれを書いているのはこの日付から見ると、翌年の2月。
ずーっと、画像を貼り付けたまま下書き状態で保存しっぱなしだった。
なぜ今更、という感じはあるけど。
ずっと長い間、言葉が出て来なかった。
いったん真っ白になった頭の中は、長い間元にもどろうとしなかった。
自分の感情だとか思いを、言葉にしたり文字にしたりすることができなかった。
それでも、記事を途中まで書いて保存しておいたのは、いつかきっと書ける日があるだろうって
思っていたからだと思う。
最初は本当に大変だった。
少しの文章を書きだすのに、以前の何倍もの時間がかかった。
今でも以前のようにはいかないけど、それでも少しはマシになってきたと思う。

誰かと話をするとか、映画を観るとか、オペラを聴くとか、それからバレエを観ることとか。
はじめは出かけることすら困難だったけど、それでも少しずつ慣れていった。

そういうわけだから、感想らしいものは書けないけど、このABT公演に行ったことの記録として
何か書いておこうと思った。

なにしろ引っ越しが26日だったから。
その少し前は合宿だったし。
箱詰めも恐ろしく大変だったけど、そのさ中にABTというわけ。
ほんとすごいスケジュールだった・・・。


バレエを観ることは、私にとってやはり癒しだった。
記憶もほとんど薄れて消えかかっているけれど、たぶん書く気になったのはホールバーグさんのおかげなのだと思う。

オープニング・ガラ、スペシャル・ドン・キホーテ、クロージング・ガラを鑑賞した。
友人がチケットを譲ってくれたので娘も一緒に行くことになり、また友人にも会えた。

娘はシムキンの「レ・ブルジョワ」がすごく気に入っていた。眼鏡をかけて登場した時はまるでハリー・ポッターみたいな可愛らしさ。
ドン・キホーテでの、美形闘牛士が並ぶところは麗しくて思わず溜息もの。

友人の譲ってくれた席は、かなりの良席で、本当に感謝です。

美しい舞台、そしてダンサーの生命力あふれる姿に癒された。

これを機会に、どんどん感想書いていかなくてはと思う。