東日本大震災復興支援演奏会 フィルハーモニア・カルテット ベルリン コンサート


今日は本当に久しぶりのコンサートに行ってきました。

フィルハーモニア・カルテット ベルリン。

ベルリン・フィルの音が聴けるなら!!たとえカルテット=4人でも行っちゃいます!という感じですね。私の場合。

張り切って行ってきました。始めて降りた青葉台駅。おおーなんかすごく都会的。いきなり駅前に伊東屋なんかがあって圧倒されます。

フィリアホールも、すぐ駅前にあって、こじんまりとしながらも綺麗なホール。

シマノフスキ、モーツァルト、ベートーヴェンを演奏。

個人的にはベートーヴェンが一番素敵カッコイイ、でした。
4つのパーフェクトな楽器が最高の音を出し合って・・・。
なにしろ最前列だったこともあり、美音を堪能しまくりでした。
ああ至福のひととき。

そして、アンコールになんと!!!
「荒城の月」
です。
やられた・・・。

ドイツの、BPOの4人にね。

涙なくして聴けません。
歌詞などはあらゆる意味でシンクロしていて・・・。

とにかく言葉に尽くせないほど美しかった。
ヴァイオリンの音色が素晴らしくて、泣けて泣けて、たまらなかった。
これはもう本当にものすっごく貴重な音を生で聴いてしまったなと思いました。

ふだんは当然のごとく「自分は日本人だ」なんて意識しないで生活しているものだけど。
「荒城の月」
魂への共鳴ともいえる響きは驚愕でした。

感動というよりも驚かされた、というほうがなんだかしっくりくる。

今回、このコンサートの出演料全額を東日本大震災の義援金として寄付されるそうです。
会場には寄付金箱も設置されておりまして、私も微力ながら寄付いたしました。
さらに、会場で販売されていたCDの売上げの一部も寄付されるということでした。
私もCD(ベートーヴェンの)を購入し、演奏会終了後のサイン会に参加。
4人のメンバーにサインをいただき、大感激です。
しかも!!!
ヴィオラのナイトハルト・レーザさんに握手もしてもらえて、感激とかもうそういうレベルを超越。

もう・・・ほんとにほんとに!!
頑張らなくちゃって思いました。

ガツン、ときました。
思わず正座する感覚。

これって日本人なのね。