スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

娘と行きましたが、彼女も大喜びでした。

いつものことながら、ジョニー・デップの服の着こなしって、本当にかっこいいです!
今回の髪型も良かったです~


で、これは一応、ホラーなんでしょうか・・・かなり血みどろ(ブシャー!って血しぶきが・・)なのですが、不気味さはないのが不思議でした。
ミュージカルのせいなのか、それともティム・バートン独特のファンタジックでお茶目な感性のせいなのか。素敵で麗しいキャストたちのせいなのか。

連続殺人ものなわけですが、重さはないんですね。

今までのティム・バートン作品、どれも良かったけど、「スウィーニー・トッド」が一番気に入りました!すばらしいビジュアルアートの世界。
感覚を大いに刺激されました。


個人的にはチョコレートの川のほうが、見てて胸やけしてしまうんですよね~(苦笑)。
しかし・・「フレッシュ・デリ」ですか?と思いましたね~(下のほうに紹介しました)

これがブロードウェイミュージカルだったとは、知りませんでした。

ブラックで面白いし、ジョニデはカッコイイし、ヘレナさんも似合いすぎだしで、楽しいです。

この作品で一番の見どころは、美術。実に素晴らしいですね。
床などの木のダメージ具合いとか、気になってしかたがありませんでしたね。
全体的に色彩感を抑えてモノトーンのような色合いで統一されていたのも素敵でした。
今、流行のゴシック調なイメージをふんだんに取り入れているのも、ティム・バートンの感度の良さを物語っていました。
とにかくもう~~~衣装が最高です!!!!!たまらなくツボでした。
特にヘレナさんの着てるドレス、どれもこれも素敵すぎで、帰宅するなり、メイキング本を注文しまして、手元にあるのですが、何度も眺めています。
もっともっと、衣装のスケッチや写真を載せてほしいところですが!


キャストも非常に楽しませてくれました。
ヘレナ・ボナム・カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポールと3人もハリポタのメンバーが出てきて、なんというか、別ヴァージョンのハリポタを観ているような気分になりました。
わー、スネイプ先生が歌ってる~!なんてね(笑)。

あと、大いに期待していたジェイミー・キャンベル・バウアー(画像の彼)、とーっても素敵でした!歌声も素敵でしたし。
彼の着ていた船乗り風のジャケットが着てみたくてたまりませんでした。いいなあ・・・。
彼の次回作も楽しみです。

いや~楽しかった。

また行きたかったけど・・・
その後ジェシー・ジェームズとかアメリカン・ギャングスターなどにはまってしまい、1回しか観れてません。。

こちらがメイキング・ブック。

感覚刺激にもってこいです。

ファッションは是非取り入れてみたいです。

さてこちらは便乗してDVD発売したのかな?という
レイ・ウィンストンさんヴァージョンです。
トム・ハーディが素敵でしたvv
でも、ミュージカルじゃないのです。
わりと暗~い静かな雰囲気で、かなりホラーっぽさが出ていました。
どことなく「パフューム」みたいな雰囲気もありました。
物悲しさも、ジョニデのより強かったです。

レイさんの口を見て娘が、「あ・・べオウルフ」と言ってました(笑)。

「スウィーニー・トッド」を観ながら思い出していたのがこちらの作品。
こちらは、意外なことに出血もほとんどなくどちらかというと、なぜかほのぼの系です。
このジャケットのデザイン(これで引く人が多いかも☆)から想像すると、
すごく怖~いホラー映画なのかと思われてしまうかもしれませんが、
ブラックな笑いでなかなかに楽しい映画です。
でもほら、マッツさんがにっこりしてるでしょ。
(でも、こんなシーンはありませんのでご安心を!)
主役のマッツ・ミケルセンの変態っぽい演技が最高に上手くて、おかしくってたまりません。
ほんとにマッツさんて素敵。
共演の「ある愛の風景」に弟役で出ていたニコライ・リー・コスもいいです。
これも、マッツふぁんの友人に勧められて観たのですが、娘と2人で大笑しながら観ていました。
結構お気に入り作品です。