ファンタビ2をより深く楽しむためのおさらい

2022年1月8日

別名:ハリー・ポッターと伏線回収の旅

待ちに待った『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が、いよいよ11月23日(金・祝)公開!
予告編には素晴らしいシーンの数々が詰め込まれていて、もう今すぐ見たいですね!

その前に、気になるキーワードを整理してみたいと思います!

※多少のネタバレになるかもしれません。
これまでのシリーズを全て観ている人向け、ファンタビ1から入った人でも多少のネタバレになってもいい人向けの内容だと思います。

1,黒い魔法使いとは?

ゲラート・グリンデルバルドのことです。
ヴォルデモート卿が君臨するまでは、『歴史上最も危険な闇の魔法使いのリスト』のトップに書かれていた人物です。
原題はFantastic Beasts: The Crimes of Grindelwaldですから、散々ハリポタシリーズで「過去に何かやらかした」と言われてきたグリンデルバルドが、何をやらかしたのか?という部分が明らかになると思われます。

2,アルバス・ダンブルドア

ハリー・ポッター・シリーズをずっと見ている人じゃなくても、彼がサンタ・クロースのような風貌の偉大な魔法使い(の若い頃)だということは分かると思います。
ホグワーツ魔法魔術学校の校長先生ですね。
以前は、変身術の先生だったようですが、コミコンver.の予告編だとニュートとまね妖怪ボガートの授業をやっているので、どうやら闇の魔術の防衛術も教えていたようです。
卓越した魔法使いと言われ、偉大な杖使いと讃えられた人なので、色々な教科を教えていたとしても不思議ではありません。

ちなみにニュートはハッフルパフ生だったようですね!
アナグマがモチーフの、黄色い寮です。セドリック・ディゴリーもハッフルパフでした。

ハッフルパフに行くならば 君は正しく忠実で 忍耐強く真実で 苦労を苦労と思わない

3,鏡の青年は誰?

最新映像では、鏡のシーンが追加されています。
これは実は、1作目『賢者の石』に登場する“みぞの鏡”ですね。
この鏡は、見た者の心の奥底に隠されている真の欲望を映し出す特別な鏡です。
ハリーが初めて見た時は、両親と共にいる姿が映し出されていました。

しかしこの最新映像では、グリンデルバルドが青年の姿に変わります。
彼は3作目『アズカバンの囚人』と7作目『死の秘宝』で彼の若い頃を演じた、ジェイミー・キャンベル・バウアー。
ということは、鏡の中の人物はグリンデルバルドの若い頃と、当時のダンブルドアで間違いありません。
ダンブルドアの過去は『死の秘宝』で出てきます。
年老いたグリンデルバルドに会いに行くシーンも。

ダンブルドアの青年期がジュード・ロウという配役になった理由が、何となく分かってきた気がします……。

4,賢者の石

不老長寿の妙薬でお馴染みのアイテム。『鋼の錬金術師』など、色々な作品に登場しますよね。
魔法界では、命の水を生み出し、それを飲んだ者の寿命をはるかに延ばし、金属を純金に変える力を持っているとされています。
錬金術師ニコラス・フラメルが生み出しました。
1作目『賢者の石』では、ヴォルデモート卿が自らの復活のためにクィレル先生を使って盗み出そうとし、バトルへ発展しました。

先程の↑コミコン予告編の最後に、ニコラス・フラメル氏が出て来ます。
ダンブルドアの不老長寿の秘密が明かされるのかも?

5,パーセルマウス

蛇語を話せる人のことを、パーセルマウスと呼びます。
蛇語のことはパーセルタングです。
2作目『秘密の部屋』で登場するキーワードですが、実は1作目の冒頭シーンでもハリーはヘビと会話しています。
生まれつきパーセルマウスの人はとても珍しく、
しかしダンブルドアも蛇語を習得したので、生まれつきでなくとも聞いたり話せるようになります。
クリーデンスがナギニのことを呼んでいましたが……?

6,ナギニって?

ヴォルデモート卿が唯一、心の底から信頼できる手下、大きな雌ヘビです。
スネイプ先生を刺したのも、ナギニでした。
それがまさか、元はアジア系の人間の女性だったとは……。
しかしローリング氏によると、動物に変身するマクゴナガル先生のような“アニメーガス”ではなく、呪いの一種“マレディクタス”だそうです。
なんだか邪悪そうな響きですね。マレフィセントのような。
しかも彼女は、死んだかと思ったクリーデンス(エズラ・ミラー)と一緒にいるようでした。
一体どういう展開になるんでしょうか!

7,ニワトコの杖

ハリー・ポッター・シリーズでダンブルドアが持っている杖です。節があるのが特徴。
死の秘宝の一つであり、魔法界最強と言われています。なぜなら、杖の忠誠心が強く、最後の持ち主を主人とし、それ以外の人が横取りして使おうとしてもちゃんと機能しないから。
ちゃんと前の持ち主よりも力が強いことを、武装解除などで、示さなければならないのです。
次に強いのが、ハリー・ポッターとヴォルデモート卿の持っている双子の杖。同じ不死鳥の羽根が芯に入っている、対になっている“兄弟杖”です。
しかし兄弟杖では互いにトドメを刺せないため、ヴォルデモート卿はニワトコの杖を求め、死の秘宝を巡る戦いとなったのが前作です。

さて、未来ではダンブルドアが持っているニワトコの杖を、今回はグリンデルバルドが所持しています。
『ハリー・ポッターと死の秘宝』で、天才杖製作者グレゴロビッチから若い頃のグリンデルバルドがニワトコの杖を盗む描写がありました。
最強の杖を持つグリンデルバルドに、ニュートはどうやって対抗したのか?
そして、その杖をどうやってダンブルドアが奪ったのか?
ここの謎が、ついに解き明かされるのではないかと期待しています!

8,死の秘宝

前回同様、ツイッターでファンタビ関連の公式ハッシュタグを付けると、末尾に自動的に死の秘宝のマークが現れます♪
縦棒が「ニワトコの杖」、円が「蘇りの石」、三角形が「透明マント」。魔法界の三種の神器とも言えますね。
前作ではパーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)に扮したグリンデルバルドが、クリーデンス(エズラ・ミラー)に、このシンボルのネックレスを与えていました。闇の世界へと勧誘していたのです。

グリンデルバルドは以前、ダンブルドアと共に死の秘宝を探していたようです。
そこで意気投合したのに、どうして真逆の道を歩むことになってしまったのでしょうか……?
これには、ダンブルドアの妹の死が深く関わっているようです。
グリンデルバルドもダンブルドアも3つ全てを揃えられなかったのかどうか、死の秘宝の行方の謎が解けるかもしれないですね。

9,リタ・レストレンジ

ニュート・スキャマンダーの元カノという設定です。恐らくホグワーツで同級生だったのでしょう。
一体どういう人物なのか?まだ謎に包まれています。

未来=ハリー・ポッターの時代では、ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム・カーター)という死喰い人が出てきます。
彼女はリタ・レストレンジの子孫というわけではなく、シリウス・ブラックの従姉です。
アンドロメダ・トンクスとナルシッサ・マルフォイの姉であるため、ドラコ・マルフォイとニンファドーラ・トンクスの伯母にあたります。
ですからベラが残虐な死喰い人だったことは、リタにはあまり関係ないかもしれないですね。
どちらかというと、リタか彼女の兄弟がシリウス・ブラックの親世代の誰かと結婚して、ベラが生まれるわけなので、そのあたりに注目するべきかもしれません。

しかし……ファンタスティック・ビーストのシリーズは全5部作だそうです!!!!!
以上の謎が少しずつ解き明かされていくにしても、あと4年はかかりそうですね。
ドイツ等も出て来るかも?最後の舞台はロンドンではないかと予想しています。
舞台はハリーのおじいちゃんの世代なので、みんなの祖先が出て来るかも!?
一秒たりとも見逃せません!!

***

<その他キーワード>
秘密の部屋
・組分け帽子(必要な物が取り出せる)
・グリフィンドールの剣(必要とする真のグリフィンドール生の前に現れる)
・大蛇バジリスク
・トム・リドルの日記
・煙突飛行粉(フルーパウダー)
・ポリジュース薬
・屋敷しもべ妖精(ドビー、クリーチャーなど)
アズカバンの囚人
・ヒッポグリフ(バックビーク)
・逆転時計(タイムターナー)
・アニメーガスと狼男
・吸魂鬼(ディメンター)
・守護霊(パトローナム)
炎のゴブレット
・移動(ポート)キー
・3校対抗試合(トライウィザードトーナメント)
・ボーバトン魔法アカデミー(フランス、ピレネー山脈のどこか)
・ダームストラング専門学校(スウェーデン/ノルウェー)
・クリスマス・ダンスパーティー
・水中人(マーピープル)
・エラ昆布
・真実薬(ベリタセラム)
・死喰い人(デス・イーター)
不死鳥の騎士団
・憂いの篩
・セストラル(人の死を見たことがある者にしか見えない生き物)
・ヤドリギ
謎のプリンス
・ベゾアール石(解毒剤)
・蘇りの石(死者と会える石)
・クィブラー(編集長:ゼノフィリウス・ラブグッド)
・姿現し(ホグワーツ内では禁止)
・フェリックス・フェリシス(幸運の液体)
死の秘宝
・吟遊詩人ビードルの物語
・ペベレル3兄弟
・分霊箱(ホークロックス)
・杖の忠誠心

ハリー・ポッター・シリーズ
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U-NEXT配信中!ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ

ファンタスティック・ビーストと(字幕版)
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ファンタスティック・ビーストと(吹替版)宮野真守さんの美声で♪
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