2007年に観た映画 マイ・ベスト10
2007年は劇場だけでも、100本以上の映画を観ました。
このブログでは、DVDで観たものについてはあまり書いてませんが、DVDも結構な本数を観ています。
その中で、劇場で観たもの限定で、私の恐ろしく個人的なベスト10を選んでみました。
振り返ってみると、いい映画、上質な映画、頑張ってる映画、気合いの入ってる映画・・・と、
印象に残るものばかりで、選択するのにすごく困って、ず~っと悩んでいました。
10位 パイレーツ・オブ・カリビアン・ワールド・エンド
やはり3部作の最後の記念ということで、どうしても10に入れたかったのですが、いい作品が多すぎて・・・ようやく10位に食い込みました~。
DVDも特典映像全部観ましたが、製作の裏話はほんとうにおもしろかったです。
セットや衣装、キャラクター、音楽、映像、などなど・・・大いに感性を刺激されて、脳に気持ち良いのです。
9位 明日、君がいない
繊細で瑞々しい感性の作品でした。
とにかく強烈に印象に残ってしまい、頭から離れない作品です。
テーマは非常に重く、辛い内容です。
映画というのは楽しさを与えてくれるものも多いけれど、観終わったあとにいろいろなことを考えさせてくれる作品も大切にしたい。
心に残り続け、あるときふとまた観たくなったりするんですね。
すると、以前観たときの自分とちょっと違う感じ方をしたりするんですよね。
そこで気がつかなかった自分の変化に驚かされたりするんですね。
8位 サルバドールの朝
この作品もまた、心に残り続けるもののひとつ。
観たあとに関連本を読んだりして、勉強させられました。
ダニエル・ブリュールの演技が印象的でした。
音楽や映像感覚にも大いに刺激を受けました。
7位 トランシルヴァニア
単館上映が続きます~。
重めな作品が続きましたが、こちらは大地のような力強さのある、愛がテーマ。
この2人がいいんですよね~~。素敵です!
ジプシー音楽も素晴らしかった。
あのあと、勢いで渋谷のライブに行ってしまいましたっけ。
6位 300
さてさて今度は、かなり雰囲気が変わりまして。
思わず腹筋に力が入りますね~~(笑)。
とにかく映像が素晴らしく美しくて、も~感性をビシ!ビシ!と刺激されましたね~。
漢の世界に感動しました。
ジェラルド・バトラーさんカッコイイです!!!
5位 レミーのおいしいレストラン
ピクサー作品大好き。
いつものことながら、文句なしの出来栄えでした。
脚本と演出のテンポの良さ、映像の完成度、どれをとってもお見事!
次回はロボットが主人公とか。楽しみです~
4位 題名のない子守唄
凄い作品でした~。
感情的な作品にはあまりピンと来ないことが多いのですが、これには参りました。
珍しいことに、ボロボロに泣いてしまいました。
3位 あるいは裏切りという名の犬
大好きなハードボイルドな男の世界を、
実にストイックに美しく仕上げてくれました。
さすがにフランス映画だなあ~~と感心いたしました。
ノワール好きなら、絶対に気に入ってくれること請け合いです。
私のDVDコレクションで、最も多いジャンルが、この手の作品なんですよね~(笑)。
同じような感じの作品が、ええ、それはもういくつもいくつもありまして、いくら観ても飽きないです(^^)
で、その中でもこの作品はピカイチです!
2位 パフューム
さ~やっと2位まで来ました。
実は、さっきのさっきまで、そうですこれを書いている間中も1位と2位をどっちにしようかな~~と悩みに悩んでいまして、本当はもうどっちでもいいんですが、悩んだあげくにこちらを2番目にしておきます。
このように「香り」を映像で表現したということに衝撃と感動を覚えました。
芸術的な映像感覚は、きっと何年たっても色褪せないことでしょう。
あとはなんといっても主役のベン・ウィショーの存在感、演技力、表現力の素晴らしさに感動でした。
ベルリン・フィル&ラトルの演奏も素晴らしかったです~~
永遠に私のお気に入りコレクションに加えました。
1位 ゾディアック
とうとう最後の作品です。
ええ、これですか?!
と言われそうなのですが、
はい、そうです、コレデス(笑)。
結局のところ、いろいろ考えに考えたけど、これほどハマってしまった作品は昨年においてはダントツでした。
こうして書いているうちに、また観たくなってきました・・・