本格アクションとヒーロー誕生を見る『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』
X-MENシリーズは大好きだし、ウルヴァリンももちろん大好き。
今までの3作品はもちろん観ています。
作品の出来がなんだろうと、世間様の評判がどうだろうと、劇場公開してくれるならいくらでも行きます、って感じで、結構軽いノリがありまして。
今まではそういう感覚でしたけど、今回の作品の出来は大変上質で素晴らしかったです。
アクションシーンもストーリーも最高の出来栄え。大満足でした。
ウルヴァリンが改造人間にされてバイクでぶおーんって……、まるで本郷猛!とツボにきてしまい、自分勝手な満足(妄想?)の世界に浸ってました。
このバイクのシーンが最高~でした♪
それにしても!トレードマークにもなっている皮ジャンは、もらいものだったんですか!
ウルヴァリンとビクターの兄弟関係がいいんですよね。
「背中を合わせろ」が最高にツボで嬉しくてたまりません。
ヒュー・ジャックマンはもちろんめちゃくちゃかっこいいです。
トレーニングはかなり時間をかけ、そして玄米などを食べたり、食事は自然派にしていたそうです。
美しい外見は、やはり食べ物によるところが大きいのだとか。
しかし意外なことに、リーヴ・シュレイバーがすごく良かった。
こんなにアメコミにはまるなんて驚きでした。いや~いい俳優さんですよねえ~。
肩にねずみさんが乗っかってるシーンは萌えでした。猫系なキャラが可愛いです。
トランプのお兄さん(実は今回かなり期待してた人)、テイラー・キッチュも結構いい人で素敵だったし、いつものこのシリーズの感じだと、なにしろ登場人物が多すぎで、散漫になってしまうのが避けられない気がするのですが、まあ、それはそれで結構楽しんでいて、でもやはり今回ウルヴァリンに焦点をぐっと絞ったストーリー展開が、逆に物語の質を上げていたのかな、と思います。
初めてX-MENを観たという人でもすんなり入っていける作りになっていて、その仕上げ方はとても上手いなあと思いました。
久しぶりにスクリーンで観れて嬉しかった、ドミニク・モナハン。衣裳が可愛い。
『LOST』も良かったので、もっと出てくれないかなあ~と期待しています。
すごくいい雰囲気を持っている人だと思います。
こちらはストライカー役のダニー・ヒューストン。
何と、ついこの前『30デイズ・ナイト』で怖~いヴァンパイアのリーダーをやってました。
悪役が実にはまります。
サイクロップスが何気に活躍しててしかも高校生で可愛いし。
プロフェッサーがチラッと登場にも大喜びです。CGでお顔つるつるになってました。
あと摂食障害の人、CGじゃなくて着ぐるみと特殊メイクなんですね。
LOSTでもおなじみの憎まれ役。先日はYUMAでも登場してました。
今後も次々と作品が控えているようで、売れっ子のようです。
今回はスタン・リー氏は出演していなかったのか、わかりませんでした。
ハルクの時はすごく目立っていましたが。
こちらは『X-MEN』1作目のときのセイバートゥース。
もともとは兄という設定にはなっていないようです。
1の時は、悪の手先になってて、いきなりウルヴァリンを攻撃してましたし。
見た目もかなり違うんですね。凶暴な性格というところは同じみたいです。
何と、この俳優さんは『ハロウィン』のリメイク版で主人公を演じてたタイラー・メインです。
スピンオフ作品は、このシリーズならほんとに、いくらでも作れると思うのですが、個人的にはサイクロップスのファンなので、ぜひぜひ、彼主役で作ってほしい!と思います。
いろいろと確認したいことがあとから出てきて、もう一度行きたかったくらい、気に入ったのですが……結局行けませんでした~。
早く終わりすぎなのです……。DVD楽しみです。