怖すぎるモンスター密室モノＢ級ホラー『ザ・フィースト』
『クローバーフィールド』で気をよくした私は、
その足で渋谷へ向い、『ザ・フィースト』を観ました。
あちらがじらし戦法だったのに対し、『ザ・フィースト』はフェイント攻撃。
ホラー映画にありがちなパターンをとことん崩してやるぜ！
っていう非常に意気込みとやる気満々な作品。
怖いけど楽しい♪てやつなのです。
いわゆる密室モノ。
テキサスの人里離れた、一軒のバーで起こった一夜のできごと。
密室ってつまり逃げ場がないわけで、それが恐怖感をあおるのですね～。
しかし、結構笑ってしまいました。ギャグ万歳。じゃなくて満載。
Ｂ級ホラーで低予算だけど、なかなか面白かった。”Ｂ”の味わいもいい感じでね。
それとこの作品、テンポというかスピード感、ノリがいい。
うまく乗せられて、キャストと一体になって、うわ～っと気分が盛り上がる感じ。あくまでもＢ的に。
しかも無理に乗せてる感じはなくて、ノラない人は別にいいよ、みたいな感じがまたいいのね。
たぶん、これって一部の人向きなんだろうなあと思いつつも、そのツボに自分がしっかりハマっていることに苦笑。
ホラーっていう時点で万人向けではないわけですが、さらにホラーのなかでもいろいろと客の趣味が細分化しているようで、私が「？」だったり、またその逆もあったりするのです。
ところで、この意味不明のモンスターはＣＧじゃないところがいいんです！
人が入ってるの。だからこそ、味があるのね。……人間味？
怪物たちの生態には、いろいろと謎が多かったのですが、詳しい設定とか知りたいです。
子供の頃、ウルトラマンなどの怪獣の解説を読むのって、大好きでしたね。
身長とか体重とか得意技とか弱点とかどこの出身とか好きな食べ物とか趣味とか家族構成とか……いろいろとね。
知りたい。
あと、デザインのアイディアはどこからきてるのかとか、なんで歯がああいう形状なのかとか、材質とか製作工程なども知りたいです。
”タフィー”のクリスタ・アレンがカッコ良かった～。
タンクトップでね。これはお約束どおりね。
ヒーローとかヒロインはタンクトップじゃなくちゃいけないのだ！
彼女、かなり注目されているようです。
また勇姿を見せてほしいですね～。活躍楽しみです。
紛らわしいのですが、この画像の人はキャミスタイルですが、彼女はクリスタさんではありません。
この人は”ヒロイン”という名前で、ナヴィ・ラワットという女優さんです。
彼女もカッコイイです～
あと”マヌケ”というニックネーム（というか役名）のバルサザール・ゲティがなかなか可愛かったです。
彼も、ドラマのほうでは大活躍の様子。
他のキャラ設定も面白かった。
演説のうっとしい役に立たないおじさんとか、まったく何にもしないで飲んでるだけのおばあさんとか（笑）。
マット・デイモンとベン・アフレックがなぜかプロデューサー。
新人発掘のための製作会社を持っているとか。
こんな楽しい作品を発掘してくれるなんて、目のつけどころがいいじゃありませんか。
しかしギャラガーさんは、初監督だそうですが、なかなかやるもんですね～。
あと、彼のお父さんがバーテン役で出ています。ベテラン俳優なのです。
なんと２作目、３作目と同じクルー・ギャラガー監督での製作が決定しているとのこと。
わ～い、絶対行かなくちゃ（笑）。
え、てことは、……あ、そうか……（ひとりごと）。
パンフを購入したら、なんと最後の１冊でした！！そんなに弱気だなんて……（涙）
最近ホラー映画も楽しくってしかたがない私なのです。
ホラーチャンネル加入したいよね～～っていつも思ってるのですが、
もし入っちゃったら、忙しくなっちゃって生活に支障が出るからやめておこう……と納得させているのでした……。
