最後の海底巨獣
「最後の海底巨獣」のDVD観ました。
かなり気に入りました。
1960年アメリカ作品です。日本でも1965年に公開してるんですね。
設定とかそうとう無理があるし、
「いやーありえないでしょー」
というツッコミ場面満載なんですが、それがまた楽しいのです。
海底で氷漬けになってた恐竜が落雷のショックで解凍されるっていうんですが。
南米だしなあ。。。
いろんな意味で、かなりショボイです。
でもそういう「素朴さ」、手作り感がなんともいえない味わいで。
好きなんですよね、こういう感覚。
幼き頃に一生懸命観てた「ウルトラQ」を思い出します。
原始人の人がいい味出してました。
ていうか原始人も一緒に解凍って・・・。
彼が文明にふれて驚いているシーンとか、わざとらしけど可愛いです。
主役のハンサムっぽい人はこの際どうでもいい感じです。
さらに、つけあわせ的な金髪美女とかも一応出てきますが。
そんなことよりも、この作品最大の見どころは、「なぜか復活」してしまった恐竜たち。
生き返った理由とか保存状態とかその他いろいろ納得いかないままに話は勝手に進行します。
早く恐竜出ないかなーと、今か今かとワクワクドキドキしながら待つのが楽しい時間。
ついに登場した時は、おおー!っと感動するところなんですが、あまりの可愛さに爆笑。
とにかくこの恐竜たちがめちゃくちゃ可愛い。
造形的に素晴らしく可愛く出来ていて、それはまさに芸術的。
ぎこちない動きは、こまねこちゃんと同じ、コマ撮り。素朴さが素晴らしい。萌です。
恐竜対決の場面が一番盛り上がりましたねー。
ティラノザウルスVSブロントザウルス。
撮影が楽しいだろうなあと想いました。
アナログ感をしみじみと楽しむ作品です。
内容的にも夏休みっぽくて楽しめました。
最後の海底巨獣(DVD)