ミラノ・スカラ座 日本公演「アイーダ」
今日は、NHKホールに行ってきました。
ミラノ・スカラ座の日本公演。
ヴェルディ作曲「アイーダ」です。
実は、この公演のチケットはとても高額だったため、行くのはすっかりあきらめていたのですが、運よくエコノミー券が手に入り、行くことができたのです。
まあ、これだけに行くのならちょっと無理しても普通に購入したかもしれませんが、なにしろ他にもたくさん行きたい公演がありますのでね~
席は3階で、舞台からは遠かったですが、エコノミーとはいえなかなかの良席でした。
指揮はバレンボイム。
ド迫力なオーケストラのパワー、そしてヴェルディの曲に聴き入ってしまいました。
とくに1幕のラダメスのアリア「清きアイーダ」はCDで何度聴いたかわからないくらいですが、やはり生で聴けて大満足です。
衣装ももちろん、とにかくびっくりするくらいに豪華絢爛な舞台セットは凄かったです。
時々入るバレエ、振り付けもとても良くて、いたれりつくせりな舞台でした。
古代エジプトにイタリアオペラをミックスしたところが実にユニーク。
美しく豪華であればあるほど、物語の悲劇がよりいっそう引き立って。
壮大なロマンス。
う~ん、やはりオペラの世界は美しき悲恋がメインテーマなのですね。