カーズ
とーーーっても、楽しい作品でした。
これはもう、素直な心で笑う作品でしょう。
娘と観たのですが、ふたりで泣きながら笑ってました。
ピクサー作品は大好きなので、ふたりでかかさず観に行ってます。
DVDも持っていて、何度も観てます。
いつもながら、完成度の高さにはためいきがでるほど。
車のボディの質感など、ほんとうにリアルで、さらにその美意識の高さに感動!
デザインセンスは、いつも勉強になります。
ストーリーは、とってもオーソドックスな展開で、心なごみます。
それぞれのキャラクター設定も、本当にしっかりと作られていて、細部まで手を抜かないそのこだわりにはいつもいつも驚かされます。
娘も言ってましたが、アニメを観ていることを忘れてしまうほど、動きや色彩に違和感がないのです。
すごいです。
人間、生き物は一切出てきません。すべて自動車の世界なのです。
夫が車オタクなため、日ごろから車のウンチクを聞かされているので、いろいろなところに車オタクなツボが満載で、かなり面白かったです。夫に感謝(笑)。
これは、車好きの男の子にはたまらないんじゃないでしょうか?
孫連れのお爺様もいらしてましたが、終わってから揃ってグッズ売り場で興奮状態でしたね~(わかるわかる!笑)。
フェラーリ崇拝のルイジ(フィアット、声はジローラモさん!)とか、健康オタクのフィルモア(ワーゲンバス)とか、軍隊オタクのサージ(アーミージープ)とか、T型フォードのおばあちゃんも素敵。
あと、改造バリバリの暴走族たちとか・・・そうそう、ハエまで車(あれには笑った~)!
・・・まだまだたくさん、どれもかわいくって、愛らしい森の動物たちのようで、ほのぼのしてます。
もちろん、主役のマックイーンも最高にかわいい!
メタリック塗装に、白いタイヤはかされるとことか、爆笑です。
個人的には、オンボロレッカー車のメーターがお気に入り。オトボケかげんがナイスです。
うっかりして吹き替え版を観てしまい、ポール・ニューマンの声が聞けなかったので、また行かなくてはと思っています。
ピクサー作品には、いつも、古きよきアメリカの雰囲気、情緒といったエッセンスがちりばめられていて、それがなんだか懐かしいような、ほっとする温かさがあります。
そう、だれの心にもどこかに存在する郷愁に、そっとささやきかける感じです。
私が小さい頃(幼稚園くらいかしら)、純粋にディズニーのアニメや絵本を楽しんでいたころを思い出さずにはいられませんでした。
たしか、このカーズに出てくるキャラそっくりの、車に表情のついた絵本を大切に持っていました。
お気に入りだったのです。
エンディングまで、席を立たずにしっかりとご覧になることをオススメします。
過去作品がパロディになって登場してきます。
ここでも、ふたりで笑い死ぬかと思うくらい笑ってしまいました。
トイストーリーとか、モンスターズインク、バグズライフなどをご覧になっているかたは絶対に大爆笑間違いなしです。
ピクサー、次回はグルメなネズミのお話のようです。楽しみ♪
ヘタな映画よりアニメのほうが面白い、と思ってしまう今日この頃です。
カーズ [Blu-ray]
ディズニー (出演)