アバター


大分出遅れてしまいましたが、運よくまだ、六本木ヴァージンシネマズの一番大きいスクリーンで3D上映をやっていてくれたので娘と行ってきました。
2Dでもおそらくじゅうぶん、映像の素晴らしさは楽しめると思いますが、3Dで”体験”しておくのは悪くない、と思いました。

あとから知ったのですが、3Dにはいくつかの方式があるようで、六本木のはXpanDのため、やや画面が暗く見えるそうです。
「アバター」はIMAXで鑑賞することを前提に作られているのだそうですが、川崎まで行かなければならないのが問題です。
以前は新宿と品川にもあったのになあ。
こんなに3D祭り状態になるなら残って欲しかったですよね。ちょっと作るのが早かったのでしょうか。
品川で「スーパーマンリターンズ」を観た時、本当に立体的で楽しかった。
(あのときは、かけたりはずしたりして観た)
3D上映は、通常よりも料金がやや高めになってしまうのも客足に響いていたのかもしれません。

しかし、ヴァージンシネマズではレディースデイに3Dも割引料金になっていて、¥1300でした。
一番大きいスクリーンで観たので本当に凄かったです。
次の時も、できるだけ大きいスクリーンにしようと思いました。


ところでこのポスターったら、まるでターミネーターのようです!
主役のサム・ワーシントンは、同じような役が続くなあ~と思いました。
私はもともと、いわゆる大作映画というのがあまり好きではなく、以前はほとんど観ていませんでした。
「タイタニック」だって、結局公開後10年くらい経ってからやっと観てるというひねくれ者です。
最近はあまりより好みしないで何でも観るようにしています。
特にこの「アバター」は、他の何よりも主役のサム・ワーシントンにとても興味がありました。
彼はハリウッドの大作映画に出る俳優さんとしては、今までなかったタイプだと思います。
印象としては、洗いざらしのジーンズ、っていう感じで、サッパリとした男っぽい性格でシンプル、そして自然体。
しかも、芯に強さが感じられるところが素晴らしいのです。
ルックスもサラッとしていながらも個性的。見れば見るほど、なかなかいないイイ男なのです。
ターミネーターの時も、かなり良かったですが、こちらのジェイク・サリーというキャラクターもハマり役でした。


ヒロインのゾーイ・サルダナの声、ハスキーでとても良い声でした。
彼女は「スター・トレック」の時もすごく可愛くて、バレエをしていたこともあって身体の線が綺麗でしなやか。

パンドラという世界観も面白かったし、登場するキャラクターや様々なクリーチャーも細部までよく考えられていて楽しかった。
視覚効果にはWETAも参加しているし、本当に美しく見事な出来栄え。
それにしても凄い映像でした。
今まで観たことがない世界、見終わってから、こんなの観ちゃって、この先どうするのかしら~って、娘と冗談ぽく話していました。
パンドラに住むナヴィたちは地球上の色々な民族を組み合わせたデザインで、なかなかオシャレだなーと思いました。
それと武器や小道具のデザイン担当もWETAで、動きが速いからじっくり観ていられないのだけど、どれも綺麗に出来ていることがうかがえました。
デザインの完成度が高いと存在感があるから、チラッと映るだけでもすごく記憶に残るんですよね。

アバターのアイディアは面白いなと思いました。
けど、ストーリーは”王道”ですね。これは映画仲間もみんな同じことを言ってました。
大作は、誰にでもわかりやすい王道でないとヒットしないのかもしれませんが。
予算もかかりますし、大ヒットさせないといけないのが使命みたいで。

ところで科学者役のシガーニー・ウィーバーがコットンのカットソー着ていると、ついつい「エイリアン」思い出してしまいます。
彼女は、ドレスよりも洗いたての綿のシャツなんかを着ているほうがカッコイイ人ですね。
最後までしつこかったクオリッチ大佐役のスティーブン・ラング、とってもカッコ良かったのですが、終盤の戦闘シーンのところへ来て、「パブリック・エネミーズ」のラスト(ジョニーを×××)を思い出してしまって、余計な被害妄想というか憎しみがこみ上げてきました(観てない人にはわからない・笑)。


ちょこっとだけ、髪の長めなワーシントンさんが観れて嬉しかった。
個人的には髪は長めが好みなので、こっちの彼がいいなーなんて思っていました。
うーん、できればこの路線で、今度は全然違うキャラを演じてみてほしいです。
先日のGG賞授賞式の時は、控えめでシャイな感じで、好印象でした。


ミシェル・ロドリゲスさん、軍服が似会いますね~
お約束のタンクトップ姿もバッチリ決まっていました。
それにしてもいつものパターンの役柄とはいえ、やはり彼女がああいう感じで登場してくれるとホッとしてしまうんですよね。
でも、あとから考えると、あまりにもワンパターンの役柄ってどうなんだろうなあと思ってみたりしました。
でもほんとにカッコイイですね~!
終盤で、ブルーと白の戦闘メイクが素敵でした。

余談ですが「LOST」で警官の制服姿で登場した時にはツボでした。
本当に制服が決まり過ぎるほど決まっちゃう人、なんですね~

というわけで、とっても楽しい作品でした!

サム・ワーシントン、今度は「タイタンの戦い」ではマッツ・ミケルセンと共演なので、今から友人と大騒ぎです。楽しみです~!

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