バトルシップ

2023年7月15日

暴風雨の日に、世界初上映というワールドプレミア試写会に行って来ました。
100周年記念のパーティムービーという感じで、とても楽しかったです。

最悪の天候で、もう途中で帰ろうかと思ったぐらいでしたが、頑張って最後まで観れてよかったです。
帰りは電車は動いていたし雨風もやんで、無事に帰れました。

監督やキャストがたくさん来ていて、とても豪華でした。
しかもユニバーサルの社長ご夫妻も来ていて、舞台挨拶をしました。
ユニバーサル100年の歴史を3分間で見せる映像がとても楽しかったです。


悪天候だったのにほぼ満席で、約5000人が集まったそうです。
代々木競技場内に入ると大迫力のスクリーンが設置されていました。
ステージには大砲台があり、射つのだろうかとドキドキしました。
大砲からでなく、両脇からテープが噴射されただけでしたが(上画像のブルーとシルバーの)
キャストが舞台に上がる直前に、両脇にあった大砲がスススーと動いて中央に。
サマンサ役のブルックリン・デッカーの着用していたドレスは、おそらくステラ・マッカトニーのものと思われます。雑誌で同じものを見ました。


アレクサンダー・スカルスガルドが来日しているのを知らなかったのですが、舞台挨拶に現れ、びっくりしました。
クールなルックスとは裏腹に性格はすごくお茶目な人なんですね。

アリーナ席だったけどやや後方なので、持って行ったオペラグラスで、ずっと表情追いかけていました。
「1曲歌わせていただきたいと思ったけど、テイラーに止められた」
なんて茶目っ気たっぷりのコメント。
長身なため、ちょうど頭上にきている大砲が気になるのか、しょっちゅう上を見上げていました。
客席から「アレクサンダー!!!」と声援を送っている人達がいて、同士だ~と嬉しく思っていましたら、何と、あとで友人と判明。


テイラーと兄弟の役で、素敵なお兄さんでした。
「ファイヤー!!」っていうのがツボですね。


スタートレックの雰囲気によく似ていて、主人公のアレックはカーク船長によく似たキャラクターだなと思いました。
スタートレックも、ようは宇宙海洋モノなわけですから、似ていて当然なのかもしれませんが。
海洋ファンにはとても楽しめると思います。
とくに、終盤が面白い。
爺様パワー最高です!
海洋ファンである監督のこだわりが感じられて、楽しかったです。

エイリアンのビジュアルが微妙というかなんというか…若干の違和感が…(Vを思い出した)
草食動物のような歯だった。でも爬虫類の目で、そこが違和感なのかも?
皮膚とかも肌色で人間の皮膚みたいだし、妙な感じでした。

「ロサンゼルス決戦」も思い出しました。前線の小隊が地球を救うという感じのところが似てるなと思いました。


リーアムニーソン、貫禄のある提督で、アスランのようで素敵でした。

ハイテクからアナログにという流れは最近特に多いパターンですが、人間味を演出として取り入れるのは、やはり作品に深味が加わることもあって、いいなあと思います。
ハイテクが進むほど、アナログというかつまりは人間が必要になる、と・・・最近どこだったかそんな話を聞きました。

元アメフト選手で、兵士として20年のキャリアを持つグレゴリー・D・ガドソンは、戦場で両足を失った元ボクサーという役ですが、何も知らないで映画を観ると、CGなのかと思ってしまうかもしれません。彼は実際に戦場で大ケガを負い電動式の義足を使っているそうです。プレミアの舞台では杖をついて登場されていました。エンドロールで名前が表示された時、客席は拍手で敬意を表していました。

眼鏡でヒゲモジャのハミッシュ・リンクレイター、気になりました。
金髪の下士官ジェシー・プレモンスも良かったですね。彼は最近では「宇宙人ポール」にも出ていました。NCISにも出ていましたね。あの時も海軍の制服だった気がします。

終わってから拍手が起こりました。
監督たちも最後まで一緒に観賞していたようです。
帰り際にもキャストたちが手を振って声援に応えてくれていました。

映像の迫力もさることながら、音響効果も素晴らしくて、床がビリビリと振動していました。
これは、是非大きな映画館のスクリーンで観るべき作品と思います。