デジャヴ

実はなんとなく・・・行く予定には入っていなかったのです。
でも、友人が「立派なSFだった!」と言っていたのと、さらに弟からもメールで「大変ツボだった。是非観ると良いと思うぞ」と、だめ押しをされてしまいました。
しかも、その友人が「ヴァル・キリマーとジム・カヴィーゼルが出てる」という大変ありがたーい情報までくれて、これは行くしかないなー(笑)と。

で、非常におもしろかったのです。
しかしお目当てのヴァル・キリマー、ますます膨張していて(前回「キスキスバンバン」で観た時も大分膨らんでいたのですが)、かなりショックでした(´;ω;`)
なぜなのヴァル・・・。
痩せればもっともっとイイ男なのに・・・。
でも、太めでもなんだか憎めないという罪な人なのです(笑)。

ジム・カヴィーゼルの悪役は最☆高でした♪さすが!
キリスト様だったとは思えません、まったくの別人というか完璧に悪人なのです。
いつものことながら、なりきりっぷりが素晴しいですね。
ちょっとクリスチャン・ベイルと近い雰囲気が感じられました。
ご本人は実際に高校生のときに海軍学校に入りたかったそうで、そのへんは犯人役と近いものがあったんですね。

冒頭からずっと、先がどうなるのかとハラハラしっぱなしです。
ネタバレするといけないのであまり書けませんが・・・。
とにかく伏線をはりまくっていて、チラチラと映る意味ありげなものはすべてが伏線という感じです。それにセリフも。
また、セリフのポンポンと気持ちよく進行していくのとか、脚本がよく出来ていて。
とってもよかったです。
SFですから、ありえない設定や展開がありますが、そんな矛盾も気にならないようにとても上手く作られていました。
それに、映像の見せ方が凄かった!
冒頭からのカメラアングルに凄い~と感心してたらそんなのは序の口で、スノーホワイトっていう監視システムの映像も凄く面白かったし、あと、片眼が過去で片眼が現在になり、しかもそれが猛スピードのカーチェイスというシーンも面白かった。
被災直後のニューオーリンズ・ロケの映像が映し出されたときは「あっ・・」と思いました。やはり、作られたものとは全然違い、痛々しかったです。

ヒロインのポーラ・ハットン、とても綺麗な人でした。
すっかり男性の注目を集めてしまっている様子ですね。
綺麗なんだけども、すごく強そうな雰囲気で、助けてもらう・・・っていうよりはバリバリ戦えそうなカラダつきと身のこなしでした。
次は是非是非戦ってほしいですね。

あと、「10日間で男を上手にフル方法」でマシュー・マコノヒーの会社の同僚さん(アダム・ゴールドバーグ)とか、「バタフライ・エフェクト」でアシュトン君と幼馴染の人(エルデン・ヘンソン)とか、ひとクセありの脇役さんも出ていて楽しかったです音譜

それにしてもまたもや、予告編だけで観る観ないを決めてはいけないなあと思いました。決めてないつもりで、気をつけてはいるんですがねえ・・・
今回はすすめてくれた友人と弟に感謝っ