『バイオハザードⅣ　アフターライフ』

2010年9月15日2023年6月9日

最高に楽しかったです！やはりアクション映画大好き♪
映画のジャンルで一番好きなのは？と聞かれれば、とりあえず「アクション映画」と答えてます。
それと、ポール・アンダーソン監督自身も、この「バイオハザード」シリーズをミラ・ジョヴォビッチと一緒に作っていくのが楽しくてしかたがない、とそういう感じがします。

娘と、これはできるだけ大きいスクリーンで観ないとね！
ってことで、ちょっと久しぶりの六本木のＴＯＨＯシネマズまで行ってきました。

とうとう４作目突入です。
それにしてもアンブレラ社ってしぶといですねー（笑）。
人類ほとんどいないのにまだ生き残ってる企業って、ある意味すごくない？
しかも、物資とかもろもろ、どうやってどっから調達してるんだろうか……とか、いろいろと考えだすとキリがないですが。
ツッコミは横においといたほうがよいですね。

今回は３Ｄというあらたな挑戦が加わっていて、見逃せませんでした。

しょっちゅう歩いている、あの渋谷の交差点から始まるんですよね～びっくりです。
霞が関とか西新宿とかのほうが、画的に良いのでは、なーんて思ってしまうんですけど、もしかすると撮影許可とれなかったのかも？
それか、ミラさんが確か前回のときに渋谷１０９がすご～く気に入ったと発言していたから、その流れかもしれません。

ここのところ３Ｄがやたら流行していて、私も複数の作品を観たけど、どうやら監督の映像センスによって、３Ｄの効果の出し方や使い方もずいぶんといろいろなのだなーということがわかってきました。

今回の、ポール・アンダーソン３Ｄ効果は、かなり凄かったです。
良いです！
目の前に、飛んでくる飛んでくる。
そうこなくちゃ！
ガンガン飛んできてこそ、３Ｄの醍醐味です。

流石、アンダーソン監督、センスが良い方ですね。
監督自身も、３Ｄはかなり気に入った様子で、２Ｄから３Ｄに”改宗した”と発言しているくらいです。

とにかく３Ｄ以外でも、映像的に様々なシーンで新しい試みがあり、クリエイティヴな刺激をたくさん受けました。
一番印象に残っているのは、投げたサングラスにこちら側の人物が映っている映像。

３作目や、また１と２を観ていない人には、わからない部分もあるのでは？と思いましたが、観てない人はいきなり４から観ないかな……
３からの続き、という感じで始まります。
気になってたあのラストが、ああいうかたちでね……

このシリーズの好きなところは、ドロドロの安っぽいゾンビもの（それもまた良しですが☆）とは一線を画す、映画界でもトップクラスのセンスの良さ。
欲を言えば、アクションの３Ｄ効果は十分なんだけど、ゾンビもガンガン（もういいからやめて！っていうくらいに・笑）飛び出して欲しかったな～と思いました。（まるで飛びださなかった『ゾンビ３Ｄ』がトラウマになってるかも）
一般的にはそういうのはウケないからやめたのかな……。残念。

アクションシーンにしても、抜群にスタイリッシュ。
美しい主人公アリスを演じるミラ・ジョヴォビッチが、ますます美しく引き立つ映像の美しさなんですね。

また、シリーズの見どころはなんといっても、戦う美しいヒロイン、アリスなのです。
カッコよさも、３Ｄ効果で倍増してました！

こちらはアリスのクローン。
日本礼讃ってことなのでしょうか、手裏剣や日本刀で忍者っぽさを演出していました。
長い黒髪をポニーテールにしてるのも和風っぽい。

コピーのせいなのか、本物よりは弱いみたいです。
やはり、本物(オリジナル)に勝るものなない、ということで、なにやら安心したりして……（笑）。

『プリズン・ブレイク』で有名なウェントワース・ミラー、登場シーンから笑ってしまいました。
刑務所だし！セリフはパロディ？
ウケてしまった～。

『ＨＥＲＯＥＳ』で大人気のアリ・ラーター。
カッコ良かったです～！！！

この、水のシーンは圧巻でした。
アリ・ラーターの美しさと、映像の凄さが加わって、大変芸術的でした。
なんとも美しいアクションシーンです。
あとで知ったのですが、ファントム・カメラ（なんと１秒間に１０００コマまで撮影可）というものすごいカメラを使っているのだそうで、そういうことだったのか！と感動でした。
カメラも凄いけど、監督の、撮り方や、センスの良さが冴えまくっている名シーンでした。素晴らしいです。