ツッコミどころ満載のアクション映画『ローグアサシン』

2022年5月18日

※結末のネタバレはなし

作品情報

 時間:103分
 原題:War
 製作:2007年アメリカ
 監督:フィリップ・G・アトウェル
 脚本:リー・アンソニー・スミス、グレゴリー・J・ブラッドリー
 撮影:ピエール・モレル
 衣装デザイン:
 音楽:ブライアン・タイラー
 
 キャスト:
ジェット・リー(池田秀一)
ジェイソン・ステイサム(立木文彦)
ジョン・ローン(原康義)
デヴォン青木(園崎未恵)
ルイス・ガスマン(斎藤志郎)
石橋凌(石橋凌)
サン・カン(藤井啓輔)
マシュー・セント・パトリック(山野井仁)
ナディーン・ベラスケス(東條加那子)
アンドレア・ロス(五十嵐麗)
マーク・チェン(谷昌樹)
ケイン・コスギ
ケネディ・ローレン・モンタノ(諸星すみれ)
テリー・チェン(近藤広務)
ヒロ・カナガワ(石住昭彦)
ケネス・チョイ(竹田雅則)

『ローグアサシン』予告編

 

ツッコミ満載なB級アクション映画

いっやーーー面白かったです(笑)
っていうかこういうB級アクション大好き。


思い切りツッコミ満載映画です。
意味不明なところが多すぎて、こういう映画はまじめに観てはいけないのです。
と言ってもたまに、中にはこれは許せないなと思うようなB級作品もありますけどね。
とりあえず、アクションとか俳優さんがかっこよければまずはOK。

ストーリーもなかなか面白くできていて、最後のほうはかなり驚きと衝撃が多くて楽しかった!
ええーーっ、あの人が○○で、そして実は!(書けない。

登場人物の皆さんが本当にカッコイイ!!

デヴォン青木さん、「シン・シティ」の美しくかっこいいお姿が印象的で、今回ももっと戦うとこ見せてほしかった気もしますが、そこがちょっと残念・・・(^^;)
でも、ご本人はアクションやらなくて嬉しかったそうです。そんな~。
いやもう、出てきた以上はアクション!って期待してしまいますものね・・
ケインコスギさんもご出演の「DOA/デッド・オア・アライブ」も気になってて、DVD購入しようかどうしようか。

ジェイスン・ステイサムのへたくそな日本語、なぜかかわいかった・・・

「バカナノハ、ショウガナイケドナ」

・・・・・。(≧∇≦ )人( ≧∇≦)
『バンク・ジョブ』でのインタビューによると、本人にとっては黒歴史になってしまったようです(苦笑)

ジョン・ローン(『ラスト・エンペラー』大好きです)がひっさしぶり!に観れて嬉しかったり。
また悪役というところがイイ。

ケイン・コスギさんて私はTVを観ないのでほとんど知らなかったんですが、かっこ良いんですねー。
ジェット・リーと戦うシーン、かなり決まっていましたね。
あとトム・ローン役のテリー・チェン何気にかわいかった。
身のこなしがダンサーみたいですごく綺麗で良かったですね。


B級的に面白がって観ないと、ツッコミだけで終わってしまいそうなくらいです(笑)。
と言いつつ印象に残った部分を。
やはり、妙な日本描写が気になりますね。
日本の、デヴォン青木さんの部屋が、とっても変でした。
なんか時代劇みたいな、壁が板張りだったような。
変な顔の招き猫も置いてありました。しかも床に・・・
それに青木さんの武器はなぜハサミ(片側)なのだろうか。金持ちなのに。
金持ちなのに、文房具・・・。

室内の奇妙な文字の入った垂れ幕は何なんだろーと思いました。
あと、なんでいちいち日本刀で戦うんですか?とか、夜のシーンではまたお約束のように、忍者(忍者・・・とは言い切れない)っぽい人が出るし。
それとあの~気にし過ぎかもしれないんですが、生首は航空便で?冷蔵ですか冷凍ですか・・?

ジェット・リーの車、暗殺者のくせに派手すぎだし、暗い過去があるくせに、運転中はやたらにやけているし。

書き出すとキリがないんですほんとに・・・(^-^ 😉
でも、それらひっくるめてあの映画の魅力かなーと思いました。

ジェット・リーのアクションは、B級映画をAランクにしてしまう。
本当にいつ見てもほれぼれします。


石橋凌さんとジェット・リーのチャンバラが、最高に楽しかった~
しかしフェンシングのようで、あれでいいのか?とは思ったりしつつ。

余談ですが、ワタクシ、はるか昔に新宿のライブハウスに、彼がヴォーカルをつとめていたバンド、ARBのライブ行ったことがあるんです。なつかし~。
いまや伝説のバンドとなってしまったんですねー。
ドスのきいた声が渋いです。

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