落下の王国The Fall

娘が小さい頃、電車や自動車で移動中にお腹がすいたり疲れてきたりして、ぐずりだしそうになることがありました。
そういう時きまって私は始めるのです。
ワケのわからない、つじつまのあわない、おとぎ話を。
その場の思いつきなので、ハッキリ言って、でたらめです(笑)。

でも・・・。
機嫌が悪くなりかけた小さな娘の目は、パッチリと見開かれ、
キラキラと輝き、私のデタラメ物語に聞き入るのです。
駅に着くまで、話をやめるわけにいかず、結構大変なのですが(笑)、
私もそれなりに楽しんでました。
子供っていうのは、どうしてこうも創作話がすきなのでしょうかね。


いきなり映画とは関係ない話から入りましたが、
この「落下の王国」を、子供って本当におとぎ話が好きだよなあ、と思いながら観ていたのでした。
このポスター、アートな感じがいいですね。


素晴らしく美しい映像を楽しむ作品という印象でした。
話を真面目に追いかけてしまうと、少々肩すかしかもしれません。
娘なんか、物語の最後には憤慨しておりまして、
私も、あ、そういうふうにまとめるんですか・・・と意外でした。
困ったことに親子そろってバッドエンド好きですから(苦笑)。

物語と現実がリンクしている部分は面白かったです。


世界中をまわってカメラにおさめられた地球上の芸術。
本当に素晴らしいです。

あと、終盤からエンドクレジットにかけて、
見えない部分を支える人たちの大切さを語っていました。

冒頭にアレキサンダーが出てきて、嬉しかった!!


石岡瑛子さんデザインの衣装も素敵でした。
特に、この2人がいい。

あと好きだったのはダーウィンの衣装。
キャラクターもとても良かったです。猿連れなところとかバルボッサの真似?(笑)

この作品が映画デビューという、オッダ・ベンガであり氷配達人のマーカス・ヴェズリーが印象的でした。

霊者も好きだな・・・♪

爆薬の名人ルイジを演じたロビン・スミスも良かったし、
キャラクターがそれぞれとても個性的で楽しめました。


ベートーヴェン:交響曲第7番

作品中にずっと流れていたヴェートーベンの交響曲第7番の2楽章。

帰宅後すぐにこのCDを聴いて、娘と2人で

おおお~~~・・・!!!!!!

っと感動していました。

フルトヴェングラーは最高ですね。大好き!特に7番の2楽章、凄すぎです。
魂の崇高さをずっしりと感じます。