新国立劇場「オテロ」

2020年9月9日


オペラ史上、そしてヴェルディとしても大傑作、名作と言われる作品「オテロ」を鑑賞。

このオペラ作品も今回初めて。
いや~すっごい感動しました!!!

始まるやいなや、ヴェルディの世界に魂を持って行かれるような感覚に、
おお・・・噂どおり!と思いました。

ヴェルディとシェークスピアですもの。
こんな贅沢な組み合わせって、もうそれだけで気分も違うし、ワクワクしっぱなしでした。

細かく語っていると夜が明けそう(笑)なんで、すみません、ちょこっと書きます・・・

物語や内容は言うまでもなく、人間の心の深い闇の部分を壮絶に描いていて、ヴェルディ自身が外からの注文ではなく自ら突き動かされるようにして作曲したといいますから、なんかもう気持の入り方が凄いなあと、そんな風に思えました。

衣装やセットも素晴らしくて、特にセットにはヴェネチアの雰囲気を出すため本物の水が使われていて、パチャパチャと音も立てたりしていました。
最後のオテロが死ぬシーンでは水の中に倒れて、大熱演でした。

この作品は、まだまだこれからも色々と楽しんでいきたいですね。