ベルリン国立歌劇場「ドン・ジョヴァンニ」

2020年9月16日

今日はオペラ観賞に行ってきました。
ほんっとーーーーに最高でした!

オペラの席をとる時って、2階にするか1階にするかで悩むんですよね・・・。
先日の椿姫が2階でしたけど、今日は1階のかなり前の席でした。
歌手の表情や息づかいが間近に感じられて、良かったです。
ただ、それとひきかえに、前の席ってオーケストラが見えないんですね。
指揮のバレンボイムさんの肩のあたりから上が、客席の人の間から見えるだけでしたが、そこにちゃんと照明があたっているのでした。

ベルリン国立歌劇場、バレンボイム指揮の、モーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」。

始まる前の、オーケストラの音合わせの、何とも言えない音を聴いてるだけで、ふわ~~~っと別世界に行ってしまいました。

バレンボイムが現れ、さっとタクトを振ると・・・
美しいモーツアルトの音楽。うっとり・・・

そして、見て下さい、この素晴しい舞台の様子。
衣装(ヨシオ・ヤバラ)が素敵で素敵で。
演出も、セットも、なにもかもが夢のように美しくて。
絢爛豪華!
音だけでも贅沢すぎるのに、ビジュアルのほうも最高級の贅沢をさせていただきました。

そして出演者の方々、皆さん美形で素敵な方ばかり。
ジョヴァンニ役のペーター・マッティさん、とーーっても素敵で、ぴったりハマリ役でした。
カサノヴァでドンファンでロチェスター卿(リバティーン)でファントムなジョヴァンニ、なんて魅力的な悪役なのでしょう。ホレボレしました。
赤と黒のお衣装もとっても素敵でした。
レポレッロ役のハンノ・ミューラー=ブラッハマンさんとの主従コンビが実に素晴しかった~~~

彼もとてもハンサムな方で、低音の声も美しく響いておりました。
フィッシャー=ディスカウのお弟子さんなのですね。
彼のパパゲーノ、是非観てみたいなあ~

美しい芸術は、人を幸せにします。