英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョヴァンニ」

2018年4月8日


英国ロイヤルオペラ「ドン・ジョヴァンニ」鑑賞。

NHKホール、久しぶり・・・何年ぶりか。

というより、あまりにもここ数年で色々なことが起こり過ぎて、再びまたこのホールにオペラ鑑賞に来られるとは、思ってもみなかったのです。


キャスト

とにかく豪華キャストでした!
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト作曲
「ドン・ジョヴァンニ」

指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:カスパー・ホルテン

ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ(バス・バリトン)
レポレロ:アレックス・エスポジート(バス・バリトン)
ドンナ・アンナ:アルビナ・シャギムラトヴァ(ソプラノ)
ドン・オッターヴィオ:ローランド・ヴィラゾン(テノール)
ドンナ・エルヴィーラ:ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
ツェルリーナ:ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
マゼット:マシュー・ローズ(バス)
騎士長:ライモンド・アチェット(バス)

英国ロイヤルオペラ合唱団
英国ロイヤルオペラ管弦楽団

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行った経緯…

悩みに悩んで、一度は行くのを諦めていたところ、ディスカウントチケットが運良く手に入り、思い切って行くことになりました。

本音を言えば、1年以上前からこの来日公演は気になっており、サイモン・キーンリーサイドが来る!!!というので、心待ちにしていた。
しかし。。。

ダルカンジェロの「ドン・ジョヴァンニ」に行ってしまったのでした。。

サイモンの「マクベス」とダルカンジェロの「ドン・ジョヴァンニ」で来るなんて、、、
これは酷いよ!!って思いました。。

どーしろって言うんだい?

そりゃあもう両方行きたいですよ。ええ。
理想は両方行くことだけど、金銭的に無理。

2公演を天秤にかけて、ずーーーーっと長い間さんざん悩んだあげく。
結局、ダルカンジェロの「ドン・ジョヴァンニ」に決めたのでした。

ダルカンジェロの哀愁


ここんとこすっかり涼しくなって、もう秋~な気分だったというのに、太陽が照りつけるといきなり暑さが戻る。28℃とか・・・。秋ジャケット着てフリルつきのブラウス着て、とかの計画は全てナシになり。。。
せめて夏用のジャケットを着用したり、秋と夏の間でなんとか工夫をした服装で出かけかました。

ダルカンジェロのドン・ジョヴァンニ、本当に素晴らしかった!!!!!

彼の持ち味として、やはり悪人らしさはあまり感じさせず、どちらかといえば、あまり深く物事を考えないプレイボーイが、闇に飲み込まれていく、、、そんな感じでしょうか。

モテモテのプレイボーイなのに、哀愁と孤独感が漂うのですね。
そのイメージは、セットにもしっかりと反映されていたようです。

セットにはプロジェクション・マッピングを駆使しており、斬新で深みのある舞台でした。
カスパー・ホルテンの手腕、冴えまくっておりました。

英国ロイヤル・オペラ2015年日本公演「ドン・ジョヴァンニ」PV

今度はロンドンでロイヤルオペラハウスを聴きに行こう!を目標にしました。
その時はサイモンに会えるといいな♪


モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト (作曲), ヤニック・ネゼ=セガン (指揮), マーラー室内管弦楽団 (オーケストラ)


モーツァルト : 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」全曲
アバド(クラウディオ) (アーティスト, 指揮), キーンリサイド(サイモン) (アーティスト)
↑これにもダルカンジェロは、マチェット役で出ています。
豪華キャストすぎる……。