キエフ・オペラ「トゥーランドット」

2020年9月16日


今日はオーチャードホール。

大変ブラボーな舞台、感動、感動でした!!!

(ところでこの画像の、ウクライナ国立歌劇場って、素晴らしく美麗な建築です~!)

本当に絢爛豪華な舞台でした。

オペラってやはり生の舞台で鑑賞するのが一番ですね。
今日はもう劇場に着く前からワクワクドキドキしてました。

冒頭から泣けました・・・。
本当にプッチーニの音楽は素晴らしいですね。
CD聴いてるだけでも泣けますからね~

これについても、さんざんCDを聴きまくってはいるのですが、やはり生オケの音の感動、それに声の、ガツーン!と胸に直接来る、あの感覚がたまりません。
音に余韻があるというか。
空気を伝わってくる・・・音と、エネルギーみたいなもの。
これはもう生じゃないと味わえないところですね。

中国は紫禁城のセットや、きらびやかな衣装も美しくて。

五感で味わう芸術に、身も心も大満足でした。

何か月も前から席を確保していて、すごく良い席で観れたのも良かったですね。
やはりオケもよく見える2階席が良いなあ。

これだからオペラはやめられませんね~。

それにしても今日のオケ、すごい迫力でした。
カラフのテノールも、リューのソプラノも良かった!熱かった!
トゥーランドット姫のソプラノは、ドーンとパワフルで、私は2階席でしたが鼓膜がビリビリきました。

セットと衣装はなかなかの力作でした。
ピン、パン、ポンの3人のパンツが短めだったので靴がチラチラと見えたのですが、丁寧に装飾が施されていて、すごく可愛かった!!
靴にまであんなに気合いが入ってるなんて凄い!

お話はすごくわかりやすいし、曲もすぐ覚えられて、イタリア・オペラは初心者向きだなんて言われてはいますが、その力強さには圧倒されるし、心が満たされますね~
帰りはつい、鼻歌で帰ってしまいますし、帰宅後はもちろんまたCDを聴きまくり。

ところで「トゥーランドット」はプッチーニの遺作なのですね。
しかも、最後まで書きあげないで彼はこの世を去ってしまい、何と初演はその途中までの上演だったそうです。
弟子がプッチーニの遺したスケッチをもとに最後の部分を完成させたのだとか。

今日はこちらを聴いています。
リッチャレッリの姫、ドミンゴの王子、ヘンドリックスのリュー、そしてカラヤン指揮、ウィーン・フィルと超豪華!!1981年の録音です。
しかし美形揃いですね・・・こんな舞台、観てみたい・・・(もはや不可能ですが・・・)

また機会があれば、ぜひ他の舞台も観たい、トゥーランドットです!