映画『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』の感想

作品情報

時間:116分
原題:Prince of Persia: The Sands of Time
製作:2010年アメリカ
監督:マイク・ニューウェル
脚本:ボアズ・イェーキン、ダグ・ミロ、カルロ・バーナード
原案:ジョーダン・メクナー
製作:ジェリー・ブラッカイマー
撮影:ジョン・シール
衣装デザイン:ペニー・ローズ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
主題歌:アラニス・モリセット「I Remain」

キャスト:
ジェイク・ギレンホール(高橋広樹)
ジェマ・アータートン(坂本真綾)
ロナルド・ピックアップ(小川真司)
リチャード・コイル(東地宏樹)
トビー・ケベル(桐本琢也)
ベン・キングズレー(谷口節)
アルフレッド・モリーナ(石塚運昇)
スティーヴ・トゥーサント(楠大典)
リース・リッチー(阪口周平)

予告編

やさぐれ系主人公のエスニック・ファンタジー!

ジェイク・ギレンホール万歳!!な映画です♪
もう~ジェイクがめっちゃくちゃに可愛いのです。
ジェイクは今まで、若いのに真面目な演技派俳優という役柄が多く、まさかこんな大作でアクションをガンガンやってくれるなんて!
思ってもみなかったものですから、その意外性と、また、あまりにも役にハマっていて自然体なことに驚きと感動でした!!
やっぱりジェイクって凄いです。
ますます大ファンになりました。


『ブロークバック・マウンテン』の時の、深くて心にしみ入るしっとりとした演技に感動したものでした。
思い出すだけでしみじみとしてしまうくらい素晴らしかった・・・。
そしてこのペルシャ王子の華やかさ。
英雄的なカッコ良さ。
鍛え上げた肉体で見せてくれる、軽やかなアクション。
(あの激しいアクションは、結構ジェイクが自分でやっていたと知って、かなり驚きました!)
思わず見とれてしまいため息・・なシーンの連続でした。
エキゾチックなお衣装もバッチリ決まってました。
もう、何から何までツボ!!・・・っと叫んでいたのはウチの娘。
三日月のような、曲がった剣から、砂漠から・・・全てがツボに来てしまって楽しくてたまらなかったようです。
どうやら、ホームズの時と同等くらいにテンション高かったかも。


こちらはヒロインのタミーナ王女役、ジェマ・アータートン。
『007/慰めの報酬』ではボンドガール、『タイタンの戦い』でも重要な役を担当していました。
大作映画のスクリーンで、とても目を引く美しさです。
007の時なんか、登場シーンではすごく地味なコートを着ていたけれど、それでも光っていましたね。
個性的な魅力の人だなと思います。穴に落ちるシーンとか、泣けちゃったし・・・。


こちらはベン・キングズレー。あまりにもいろいろな映画に登場していますが、つい先日観た『モーリス(1987)』でも精神科医役をやっていて、いずれにしても強烈な個性の人だなーとつくづく思いました。
今回は悪役。坊主頭&髭でエキゾチックな衣装を着ると、もしかすると誰だって怪しいかもしれませんが(笑)、いえ、やはりそこは俳優さんの演技力で、いかにも何かありそうな感じの人、という雰囲気が出ていました。

LOTRファンの友人達の間では、タス王子がエオメル、王はセオデンに似てますねーと話題になっていました。
そんなこんなで宮殿がローハンみたいに思えて、ドキドキしました。

あとガーシヴ王子がなかなかイケメン、と思ってて、あとで調べたら何と「ロックンローラ」で、裸でグラサンに両手に銃というあのヤク中の人だったんですね。
いや~びっくりです。全然わかりませんでした。
だってあのロックンローラの人は凄い変人ていうかキレてたのに、ガーシヴはやけにナチュラル系っていうか、言ってみれば真逆な雰囲気でしたもの。

エスニックな雰囲気の世界観に見惚れる♪


お衣装が可愛いんですよね~
すっごくオシャレで、エスニックな刺繍とか、今風なセンスもあって。
フワっとしてて軽い素材の姫の衣装、すごく素敵でした。
アクセサリー類も気になりました。
ダスタンの胸に下げてるペンダントとか、髪につけてるビーズとか、、、、
もう本当に細かいところが気になります。


この、ジェイクのターバン姿がめちゃくちゃ可愛くて!!
ザルにはクルミが沢山。
笑えるシーンもたくさんあって、とても楽しかったです。


髪型が変、とかいう話も一部ではあったのですが、私は個人的にこの髪型も髭の感じも、大好きでした。
たぶん、あんまり手入れしてなくて、無造作に伸ばしてしまいました、という感じのニュアンスがかえって男っぽいしオシャレだな!と思いました。

この映画はもともとはゲームだそうですが、お話もファンタジックでとても面白くて楽しめました。
映画の内容は、オリジナルストーリーとなっているようです。

ジェイク・ギレンホールのダスタンは、ワイルドな魅力でありながら本当に只者ではない、知的でそしてどこかナチュラル系なヒーローでした。新しい感覚ですね。
オスカー授賞式のレッドカーペット映像で、演技していない時の彼を観ましたが、なんともいえないふんわりとしたやわらかな雰囲気を持っていて、透明感があって、素敵でした。
次に公開の『マイ・ブラザー』を楽しみにしています。
今度は超シリアス。ジェイクの演技の見せどころですね。

関連作品

▶AmazonPrimeで見る(字幕版)
『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』をU-NEXTで見る(吹替版あり)

『マイ・ブラザー』
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)
『マイ・ブラザー』をU-NEXTで見る(吹替版あり)

ジェイク・ギレンホールの演技が光る心理サスペンス。
『ノクターナル・アニマルズ』
▶NetFlixで見る
▶AmazonPrimeで見る(吹替版)
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)

悪質なニュースの話。ジェイク・ギレンホールの開きっぱなしの目が忘れられない。
『ナイト・クローラー』
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)
『ナイト・クローラー』をU-NEXTで見る(字幕版)

ヒース・レジャーとの共演が美しい、永遠の愛の物語。
『ブロークバック・マウンテン』
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)
『ブロークバック・マウンテン』をU-NEXTで見る(字幕版)

突然に妻を亡くした銀行員が喪失感と向き合う話。
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
▶NetFlixで見る
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』をU-NEXTで見る(字幕版)

ジェリー・ブラッカイマー監督作品
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』
▶AmazonPrimeで見る(吹替版)
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』をU-NEXTで見る(吹替版あり)

マイク・ニューウェル監督作品
『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
▶AmazonPrimeで見る(吹替版)
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)

『コレラの時代の愛』
▶AmazonPrimeで見る(字幕版)

『コレラの時代の愛』をU-NEXTで見る(字幕版)

『モナリザ・スマイル』

『モナリザ・スマイル』をU-NEXTで見る(字幕版)

『プリンス・オブ・ペルシャ』ゲーム