カクタス・ジャック

2023年7月15日

2004年。 LemonFilms/IMCINE. “MATANDO CABOS”.
アレファンドロ・ロサーノ監督・脚本。
トニー・ダルトン製作・主演。

東京では、渋谷でのレイトショーだけだったのですが、頑張って行ってきました。
だって夜9時すぎからですよ・・・。
なんとか眠くならずに済みましたが・・・。
とにかく、予告編を観た時に、これは面白そう!と思って、絶対に行きたかったのです。

とにかく、めっちゃくちゃ面白い!!!に、尽きますね。
文句なしに楽しめます♪

ノリがいいこと、ポンポンとテンポよくやりとりされる会話。
音楽や、画面構成もオシャレでセンス良し。

チラシのシーンにね、なっかなかたどり着かないんですよねー。後半過ぎまで。
で、気になって気になってやきもきしてしまいました。
だって、いったいどうしてこんなことになるのかが、全然全く予想がつかないからなんです。
やっとのことでこのシーンに来たときは、感激(というか衝撃というか)でしたね。

この、縛られてる2人が主役で、なかなかのイケメンなのですが、何とこの2人が脚本を担当しているのです。
あと、悪役の2人組もなかなか素敵で、要チェックです!
演技のほうも、ただコミカルなドタバタに終わらず、ちゃんと深みのある雰囲気を持った人達ばかりで、そこがまたいいんですねー。

とにかくまあ、ハチャメチャな展開なのですが、それがまた歯切れよく進行していくのが気持ち良くって、はじめから終わりまですっかり楽しませていただきました☆
レイトショーじゃなかったら、再度行きたかったところ。

隣席のの若い男性は、大喜びで、ずっと声出して笑ってました。
あと、途中で前方の女性の「ええ~~っ!」という叫びも聞こえたりして、場内は楽しい雰囲気でした(笑)。
そう、口をあんぐり~~してしまうようなまさかの展開で次々と驚かせてくれちゃうので、「ええっ」とか「うっわ・・」とか、もーそりゃあ忙しいです(笑)。

基本的には犯罪モノですね。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」とか、「スナッチ」や「レザボア・ドッグ」なんかのノリです。
こういうクライム・ムービーが好きな人なら絶対ハマりますね。
しかも、もう散々その手のやつは観たからいいわ~なあんて思ったら大間違いで、もしかして、タランティーノを超えてるかも?!っていうくらいによっくできてました。
メキシコ、あなどれません・・・。(イケメンも多いし)