『インセプション』

2023年6月9日

これはできるだけ大きいスクリーンで味わいたい作品です。
私は豊洲の一番大きいスクリーンで観ました。
もう……なんというか、言葉がないですね。

ノーラン監督最高っっっっっ!!!!

先日もスカパーで放送していた『ダークナイト』をついつい観直してしまったけど(放送するたびについ観てしまう…DVD持ってるのに…)本当に良かった。
いちいち細かいところに感動しまくっていました。
もう何度も観てるのに、やっぱり感動だし、細部への気配りに気付くのがまたまたさらに感動を深めていきます。

そしてなんと!今回のテーマは ”潜在意識” なのです。

来たな、と。

このキーワード、いったい何度出てきたか!……個人的に衝撃作でした、そういう意味で。

もちろん、脚本も映像もキャストも最高です。
ぶっ飛びに面白くて、どうしょうもなかったのですが、ネタばれになってしまうし、何をどう書いたら良いのかわかりません。

けど、なんというか……

本当に、潜在意識に訴えかけてくる、凄い映画です。
予告編からすでに、もやもや~……が始まっていましたけどね(笑)。
私の友人たちはみなさんリピートしているようで、気持ちがよくわかるんですよね……絶対、何度も観たくなってしまうから。
もう、1回目終わった時点で「最初から観たい!」と思いましたものね。

“夢の中”のシーンが、この映画のほとんどなのですが、これがもうめちゃくちゃ面白くてたまりません!
実際、自分の夢だって、わけわかんないし(笑)、重力も人も、時代も空間も、何もかもがごった煮状態、っていうのが夢、なんですよね~。

だから、この映画を観ていて、自分の夢のわけわかんなさを思い出していました。
夢のほうが時間の進み方が現実より早いとか、共感するところも多々ありました。
この映画の場合は、他人の夢の中に自分が入ったり、複数の人が共通の夢の中で存在できる、というのが興味深かったです。

不思議なシーンの連続!!!
いったいどうやって撮っているのか、作っているのか、すごく気になるシーンばかりでした。
しかもCGなしで。
エッシャーの階段みたいなシーンもすごく面白かった!

登場する俳優さんたちも、大好きな人ばかりで、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、キリアン・マーフィ、トム・ハーディが要注目でした。
特にキリアンが美しくて、嬉しかったですね。
マイケル・ケインはノーラン監督作品の常連になってますね。
今回は出番少なかったけど、良い雰囲気でした。

絶対にまた、行こうと思います。
できるだけ大きいスクリーンで上映してるうちに。