ドミトリー・ホロストフスキー

今この時代に私が特に大好きなオペラ歌手は、ルネ・パーペとドミトリー・ホロストフスキー。
やはりバリトン、バスが好き。
これは生まれつきの好みのようで、ずーっと低音が好きです。
どんなに美形のテノール歌手がいても、やっぱりどうしても、私の視界に・・・というか聴覚を刺激されないんです。これだけはなんとかしろと言われたとしてもどうしょうもない。
どうしても低音が好き。理由はわからない。

ルネさんはサインもらえて近距離でアイコンタクトしてしまったのが一生の思い出。
そしてドミトリーとルネの2ショット生舞台「ドン・カルロ」は美しすぎて、真面目な話、言葉にならない。私なんかが何を言っても陳腐な表現になりそうでできない。
あんな貴重な舞台はこの先いつ観れるのか?というくらいのものだった、私的に。

ルネさんのフィリッポ王、奥行きと包容力溢れる美しい声にはクラクラするばかり。
そして「ドン・カルロ」最高の盛り上げキャラであるロドリーゴはドミトリー。
パワフルで艶感のあるドミトリーの声には、魅力というより魔力という表現がぴったり。

というわけで、最近この2人にはもうどっぷりハマってます。
こんな素敵なオペラ歌手を生で聴ける時代にいることが嬉しくてたまらない。

今日は、色々な意味で”特別な日”だったけれど。
なんたってドミトリーの誕生日なので、彼を讃えなくては一日が終わらない。

ということで、こちらのスペシャル動画を是非ここに飾っておきたい。
オペラになじみのない人には特に、いったいこの動画はなんなの???って感じだと思う。
私も初めて見た時は思いました。
でも、こんなことができるオペラ歌手は、ドミトリーだけでしょう、きっと。
何度観たかわからないくらい観たけど、自分のブログに堂々飾っておけるのも嬉しい。
できればフルスクリーンでどうぞ。

あとこちらは、なんと!
↑の作品にハリポタのシーンを組み合わせて作られた作品。

いや~よくできていて感動ものでした。
というか、マルフォイ様とドミトリーっていうのはさすがに気づきませんでした。開眼。
数少ないマルフォイ様のシーンを、これだけ集めて“主役”に仕立ててくださった製作者の方に敬服いたします。
爆笑でもあるんですが・・・